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本日も「まっ、いいか」

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2011年 06月 08日

その野球を見たかった監督

プロ野球・広島を3度日本一に導いた古葉竹識監督が
大学野球の監督をしている。
東京国際大を率いて、全日本大学野球選手権大会への
初出場を果たした上、初戦を勝利で飾った。

やはり、アマチュアは監督の力が大きいのだろうか。
高校野球は、監督の力がかなり大きいと思うのだが・・・。
事実、高校球界には名将と言われている監督が多くいる。

昨年、甲子園で春夏連覇を果たした興南高校の
我喜屋 優(がきや まさる)監督は、社会人野球の監督として有名な方であったが、
興南高校の監督に就任して3年で連覇である。
やはり、何かが違うのだろう。
優勝の前年のチームと優勝したチームは、
中心選手はほぼ変わらないものの、チーム力は変貌を遂げていた。
(オイラは、沖縄の監督と言えば、豊見城、沖縄水産の監督であった
 故・栽弘義(さい ひろよし)監督で、彼に全国制覇をしてもらいたかった)

そんな中で、オイラが「どんな野球をするのか、ぜひ見てみたい」と思った人がいる。
平成16年に他界してしまった高畠導宏さんである。
ロッテの落合、高沢、西村、そしてオリックスの田口やイチローを育て、
「伝説の打撃コーチ」「不世出の打撃コーチ」と言われた人だ。

この人は、50代半ばに一念発起。通信教育で教職免許を取得して
高校教師の道を選んだ。
福岡県の私立筑紫台高等学校の社会科教諭になれたのだが、
プロアマ協定により、2年間は高校野球の監督にはなれなかった。
そして、来年(あと10ヶ月後ぐらい)には
監督になれるというところで病死・・・。

2008年にNHKで『フルスイング』という題名でドラマ化されたので
観た方もいるだろう。
(このドラマも、見応えがあって面白かった。野球ドラマというより
 教師の接し方で変わっていく高校生を描いている。
 見逃した方はDVDのレンタルを)

もしかすると、高校野球に革命(?)が起こったかもしれないと
思ってしまう人物である。
どんな選手を育てるのか、どんな戦略・戦術を駆使するのか、
どんなチームを作り上げるのか・・・などなど。
「心・技・体」のすべてに期待できそうな人であった。

ちょっと古い本だが
『甲子園への遺言 〜伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯〜』という
ノンフェクション作品も刊行されている。
(これが、ドラマの原作になっている)
一部分は、野球に興味がないとよくわからない章もあるが
生い立ちの部分や高校教師になってからの話は
とてもいい話だと思う。

いまでも、オイラは福岡県大会の筑紫台高校をチェックしてしまう。
もう、高畠さんはいないのだが・・・。

by sdkmi | 2011-06-08 17:30


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